DRC

 「DRC」とは、デザインルールチェックの略です。本ソフトウェアにおけるDRCの基本的な操作仕様は、各DRCの説明で断らない限り、以下の如くなっています。

[DRC基本仕様]

・「DRC」メニュは基本的に全て「非モーダル」なコマンドです。「非モーダルなコマンド」の意味は「メニュ」を参照して下さい。

・「DRC」の対象と成るのは、そのメニュを選択した時の「選択状態」にあるデータ群です。「選択状態」のデータが全く無い場合は、自動的に全データを選択状態にします。ただしその場合でも、画面上不可視に設定しているデータは対象と成りません。

・各「DRC」を実行すると、元の「選択状態」のデータ中そのDRCのルールに従う物のみを抽出し、それだけを「選択状態」として残します。ルールに合致しないデータは「非選択状態」に戻ります。

 

[DRCを用いたデータの編集方法の基本的な手法]

 一般に本ソフトウェアでの「DRC」は次の如く用います。

@ DRCにより、目的のデータを抽出します。

A このデータを「データ情報」等で確認します。「DRC」実行後、「エリアモード」にして「データ情報」実行すれば確認できます。

B 編集関連メニュを用いて「選択状態」にあるデータの編集を行います。

 

[DRCの注意事項]

・DRCは、他のコマンドに比べ、実行に時間を要します。実行中は、主画面の下段の「メッセージ欄」や「コマンド」欄に実行中のコマンド名が表示されていますが、DRCは非モーダルなコマンドですので、完了すると他の表示に変わります。これにより実行中か完了したかが判ります。


[キーワード]
 ・DRC
 ・DRC基本仕様
 ・デザインルールチェック

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