グリッド原点移動
「メニュ−表示−グリッド原点移動」により、主画面で表示しているグリッド原点を移動させる事ができます。
但し、この原点移動は、あくまでグリッドの表示上の事だけであり、データ自体の座標値を変更する物ではありません。この原点指定は、例えば「NCデータ出力」において、設定したグリッド原点が出力データで(0,0)点に成る様に自動的にオフセット値を定める等の役に立ちます。
なお、画面表示上の座標値(主画面の下段のマウス座標値や情報画面のXY座標値)をこのグリッド原点基準で表示したい場合は、「画面パラメータ設定」の設定を「画面原点表示」にします。
グリッド原点は画面上、□に+で表示されます。 手順は以下の如くです。
1.この操作を行うと以下のグリッド原点設定ダイアログが表示される。この操作方法は「座標の数値設定」と同じです。
2.上記画面で、グリッドの原点位置を指定(指定法により絶対値か相対値かのボタンを押下する)と、グリッド原点はそこに移動します。
3.キャンセルボタンを押下すると、グリッド原点移動指定操作自体がキャンセルされます。
[相対値指定の使い方]
相対値指定は、画面上のホールデータを基点として、そこから(-5mm,-5mm)の点を原点とする場合等に使用します。手順は
@ 「データ情報」で基点となるホールの情報画面を表示
A 「データ情報画面」のX・Yの値を基点座標に転写(Windowsのクリップボード機能を使うと良い)
B X・Yのコラムに「−5.0」、「−5.0」をセット
C 「相対値」ボタンで確定する。
[キーワード]
・グリッド原点移動
・相対値指定の使い方(グリッド原点移動)