日立ヘッダ設定(NCファイル出力)
NCファイル出力のダイアログで「日立Via」出力を設定した場合、下図の「日立ヘッダ設定」タブシートが表示されます。「日立Via」出力形式では「G48」によるヘッダが出力されます。ここではその各Tコード毎のツール径以外の内容を設定できます。この設定が空欄の場合は、ヘッダは単純にTコードとそのツール径のみの出力と成ります。
「日立Via出力時」のヘッダ記述設定
このタブシートでの定義内容は以下の如く。
[テーブル内容]
@「TNo」 : 対象データのTコード番号の一覧が表示されます。但し先頭に必ず「000」があります。この意味はAを参照して下さい・
A「定義内容」
:
各Tコードで「T99C9.99」の「Tコード−ドリル径」の出力の後につける加工速度・回転数等の内容を定義します。この定義内容がそのままヘッダの各Tコードのドリル径出力の後ろに出力されます。
「000」行での定義は、G48のヘッダ指令の直後に出力する内容を定義します。複数の行を出力したい場合は、図の例の様に「\n」と言う文字(これは文字出力されず改行を示します)を挿入して下さい。
[上部のファイル名欄]
上記テーブルの設定内容は特定の名前で保存しておき、必要に応じて呼び出して使用できます。その保存ファイルを指定します。データの保存は「ファイル出力」を実行した際またはメニュでファイル保存指定した際にこの名前で行われます。
[注意点]
・元のデータが日立形式の物を読み込んだ時は、その内容が「_WorkNC.hhd」というファイル名で保存されています。これを呼び出す事により、ヘッダ部の元の内容が判ります。
[キーワード]
・日立フォーマット出力の際のヘッダ指定