選択操作

 「削除」等の編集関連のコマンドと一部のツールメニュのコマンドは、処理対象のデータについて実行されます。

 この処理対象のデータを選ぶ事を選択操作と言います。

 選択操作に入るには、「スピードボタン」の「選択」ボタンを押下します(エリアモードではあらゆるコマンドを実行した後、自動的に「選択」ボタンを押下した事になります)。

 「スピードボタン」の「選択」ボタンの押下状態で、画面上のデータをマウスで選択する(選択法はモードにより違う)と、そのデータが「データ選択条件設定」サブ画面の指定値に基づき「選択状態」に追加・削除されます。

 主画面上、「選択状態」にあるデータは、「パラメータ」で指定した「選択色」で表示されます。

 なお、画面上非表示に設定したデータは、基本的に選択対象となりません。しかし、逆に表示状態にあるデータを選択データにした状態で、そのデータを画面非表示にしてもその選択状態は継続しますので注意して下さい・

 

[ポイントモードの裏話]

ポイントモードでは、例えば「削除」コマンドを選択し後は対象データを選ぶと順次そのデータが削除されていきます。即ちスピードボタンの選択ボタンの押下状態なしで、削除コマンドが実行されている様に見えます。

実際のソフトウェア内での処理は、ポイントモードで「削除」コマンドにし、対象を選ぶとシステムが勝手に一度「選択」コマンド状態にし、そのデータを選択し、その後「削除」コマンドを実行しています。


この事は、例えば「データ選択条件設定」で、データを「選択から削除」に設定してある場合に重要な意味を持ちます。即ち、既に「選択状態」のデータがあり、その後「選択から削除」の状態にして「ポイントモード」で領域指定を行うと、その指定した領域のみが削除対象外で残る事になります。 


[キーワード]
 ・選択操作
 ・選択状態

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