データ情報(個別データ編集)

 データ情報は「メニュ−情報−データ情報」により指定され、ポイントモードではモーダルなコマンドと成ります。

 コマンド状態が「データ情報」状態にあり、選択されたデータが存在すると以下のサブ画面が表示され、選択されたデータの情報が表示されます。

   

この各表示データの意味やボタン操作は以下の如くです。

[右側の欄]

・「閉じる」ボタン
本画面を閉じます

・データ数
現状の「データ情報選択状態」のデータ数(即ちデータ情報を表示対象とするデータ数)を示します。

・「<<][jp][>>]ボタン
データ数が2個以上ある場合に、使用するボタンで各々次の意味を持ちます。一個しか無い時は無効です。

「<<」:「No欄」の数値の1つ前のデータの情報を表示

「jp」:「No欄」の値のデータ情報を表示

「>>」:「No欄」の数値の次のデータの情報を表示

・下段の数字欄(「No」欄)
現状表示してるデータ情報のデータ数中の番号を表します。「jp」ボタンで任意の値のデータを表示したい時は、この欄にその番号を入力し、「jp」ボタンを押します。

・「変更」ボタン
現状の表示しているデータ情報の情報値を直接変更する為のボタンです。変更可能な物は、左側の欄で入力可能な物(X,Y、HolT番号、SortNo)で、これらの値を変更したい値に修正し、このボタンを押下するとその変更データ値に従いデータが修正されます。ここで「SortNo」以外の修正は、データの編集行為に当たり、「Do・Undo」の対象と成りますが、「SortNo」は現状のソート順番を変更するだけで編集行為ではありませんので注意して下さい。

・「?」ボタン
本マニュアルが表示されます。

 

[左側の欄]

  右側の欄で指定したデータの情報を表示します。各欄は以下の意味です。

・X・Yの欄は、データの座標値です。編集可能で、データ入力後に「変更」ボタンを押下するとデータ情報表示しているデータ位置が変わります。

・HolT欄は、本データの「HolT番号」です。編集可能で、データ入力後に「変更」ボタンを押下するとデータ情報表示しているデータの形状が指定された「HolT番号」のそれに変わります。

・GpNo欄は、データが属するホールグループです。

・Tコード欄は、本データの「HolT番号」で定義されているTコード番号が表示されます。

・Kind〜Angle欄は、本データの「HolT」情報です。

・DataNo欄は、本データのデータ番号を表し、変更不可です。NCデータを読み込んだ時のデータ定義順や、データを追加した時のデータ順を示します。

・SortNo欄は、ソートを実行した場合にはそのソート順を示します。ソート対象外や未ソートの場合は「NoSort」となります。このソート番号は、Tコード毎の順位ではなく、本ホールグループ内での順位です。この値は変更可能で、1〜順の番号を入力し「変更」ボタンを押下すると、その順位でのソート番号をつける事ができます。0番を入力するとソート対象外にする意味になります。例えば「NCソート」でソートした結果を確認し、特定のホールを最初に明けたい場合等はここで「1」をセットする等して利用します。このソート順位の変更は、データ自体の編集操作では無いので、「Do・UnDo」の対象外ですので注意して下さい。

[主画面でのデータ情報対象の表示]

  データ情報画面では、常に1つのデータの情報しか表示されません。この表示されているデータ自体は、画面パラメータ設定で指定された「情報色」で表示されます。

 

[その他]

  「座標の数値設定」がサブ画面として開いている場合は、このXYの座標値がサブ画面の基点値として送出されます。


[キーワード]
 ・データ情報
 ・データ情報選択状態
  ・個別データ編集
 ・ソート順位のマニュアル変更
 ・座標の数値設定の基点への送出

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